昨日、新潟市で「ペット同行避難について考える」講演会がありましたので、行ってまいりました。
正直、新潟市までけっこう遠いので最初はあまり乗り気ではなかったのです(こう言うと獣医師会の方に怒られるかもしれませんが。。。)が、行けてよかったです。
九州の大学の先生を講師に招き、熊本の益城町で起こった震災のペット同行避難や復興のお話しがあり、
また新潟県でのペット防災の取り組みに関する報告と能登地震での新潟市での対応についてのお話がありました。
世の中知らないことがたくさんあるのだなぁというのと、災害に備えて多くの方が関わり、色々考えているんだな、、、という子供じみた感想になってしまうのですが思いました。
今回の講演で、世の中には「防災士」として活動されている方がいるということを、私自身恥ずかしながら初めて知ることとなりました。災害発生したときは役所の方も被災者なので、避難場所ではだれが指揮を執って動くのだろう。。。と日ごろから疑問に思っていたのですが、能登地震の時もしかりですが、防災士さんが活動されてくれていたのだなと知ることができました。
私自身の防災に関する知識はほんとにちっぽけなものです。この1年くらいでペット同行避難について情報を得るようになった程度です。
そして得られる情報はあまり明るい話ではないですし、今回の講演でも災害時や避難先での動物と人とのありかたやトラブルなどの事例の話もありました。正直目を背けたくなるような内容ばかりです。
また、私自身は獣医師なので、わんちゃんねこちゃんの避難のことくらいしか調べてなかったのですが、
世の中にはご高齢で寝たきりの方がいたり、人でも持病があったり、精神疾患を抱えている方もいたり、お家で引きこもの方もいたりで、
ペットだけでも避難などに課題があるのですが、人も色々事情があり避難に関して課題とか問題点がたくさんあるのではないかと思った次第です。
事情は人それぞれあると思うのですが、高齢で持病があるとか、ペットがいるから助からないとかではなく、みんなが助かるような防災(インクルーシブな防災と言っていましたが)を目指しましょうねという話が出ていました。
・・・きっとこれは防災に限ったことではないとは思います。世の中には災害が起こっていなくても困っている方がたくさんいると思うのですが、自分自身に余裕があるときに困っている人にどう手をさし伸ばせるかどうかが大事なのかなと思います。
と、ちょっと自分のことも書きますね。
私自身災害に対してどうしているかと言われるとあまり多くのことをしているわけではないのですが、
車にこまめにガソリン入れたり、水の備蓄を行っております。(その程度かと思われた方もいますがその程度です。)
ペットシーツ地味に役立ちます。以前大雪の日に高速道路に乗った時があったのですが、まぁ車が全然動かない。1時間経って1km進んだか進まないかということがあったのですが、どうしてもおしっこがしたくなってがまんできず、車にあったペットシーツに用を足したことがありました。しっかり吸水してくれました。(残念ながらにおいはこもりました)
前に勤めていた病院の忘年会でのビンゴの景品でモバイルバッテリーをいただいたのですが、地味にいいです。バッテリーをフルに充電させると5日くらいは、スマホの充電に使うことができます。
そんなところです。お時間あるときに防災に関して考えていければと思います。
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